電歌センver.2 「実験β版」と「通常設定版」について

この度は電歌センver.2のダウンロードをクリックしていただきありがとうございます。
この音源は都合により「実験β版」と「通常設定版」の2種類がございます。
その理由について、ちょっと話は長くなりますが少し流し読むくらいで見てください。

こちらの動画でも解説してます→sm20846865(ニコニコ動画)

【二つの音源の違いについて】

まず、"2つの音源は中に収録されている音声は同じです。"
何が違いますかというと、原音設定の方法が多少違います。
※何かと小難しい話が嫌な方は「通常設定版」をDLしてこのページを閉じてもらって構いません。

【具体的な違い】

[実験β版]
この音源は原音設定未完です。(重要)
実験β版(以下、β版)は、電歌センを再収録した際。
UTAU用の原音設定として「ベタ打ちでも自然に歌ってくれる音源がいいな、」と思い、制作したものです。
「ベタ打ちでも自然」を目指すにあたって、原音設定の基本とされている「収録時のモーラ数とBPMに合わせた固定設定で、子音部分に先行発声を合わせていく」というような設定
では、すべての声のつながりが平坦化し、音源特有の「発声のくせ」「歌い方の人間的なくせ」がでないと思ったのです。
そのため、このβ版の2つの音階の原音設定は音声一つ一つの「くせ」と「音のつながり」を意識して設定しています。
「じゃあ、具体的に実際どういう基準で設定してるのや?」と言いますと、基本は音量の変化位置などですが話すと長くなるのでのちのち別記いたします。
簡潔にまとめますと、「自然に歌ってもらうために機械的な一定の設定ではなく、ランダム性をつけて設定している。」と捉えてくださればOKです。
人間に完璧などないのです。そのためにわざと一つ一つのクセに合わせて設定を崩しているのです。みたいな。
そしてこのように一つ一つチェックしながら設定していくのは非常に時間がかかるため、現在この音源の原音設定はズタボロ状態です。(ちゃんと設定してるところがあったりなかったり)
うまく調教したり設定を修正することで「なんとか使ってやるぜ!!」と思う人は使ってみてください。

※しかし、上記の解説は私の自論であり根拠などは一切ありません。
実質この設定は間違っているような気もします・・・(そもそもオーバーラップ分むちゃくちゃ長いし、)まぁ、実験ですのでそこらへんは悪しからず。

[通常設定版]
この音源は原音設定がほぼ完結しています。
通常設定版(以下、通常版)は、いわゆる連続音の原音設定の基本とされる設定方法をとっています。
今までに配布されている様々な連続音UTAU音源のほとんどが同じような設定ですので、
UTAU初心者の方や、「とりあえずUTAわせてみたい」という方。
「変な特徴のある音源は使いづらい」とか、「いつもの連続音設定の方が調教しやすい」と思う人はこちらをどうぞ。



【音源の状況】
[実験β版]最終更新2013/05/11
(高音)D4_5モーラ・・・設定ズタボロ。
(通常)F3_5モーラ・・・まぁまぁ設定したもののズタボロ。
(低音)A#2_7モーラ・・・設定の前に"未収録の音素が多い"。中の人が現在忙しい中頑張って収録してます。

[通常設定版]最終更新2013/05/11
(高音)D4_5モーラ
(通常)F3_5モーラ・・・2つともほぼ完璧に設定済み。(後のバージョンアップで多少の修正あるかも)
(低音)A#2_7モーラ・・・やっぱり"未収録の音素が多い"。中の人が現在忙しい中頑張って収録してます。

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